国防無料サービス 2012 11 25

 なぜ、日本の政治家は、のんびりしているのでしょうか。
このサイトで、11月4日に書いたのですが、
将来、アメリカから、
「ペルシャ湾は、日本が自力で守れ」と言われる日が来るでしょう。
 それなのに、日本の政治家は、あわてるどころか、ぼんやりしています。
その理由は、日本の政治家の頭の中が、いまだに「終戦直後」のままだからです。
 現在、アメリカは、巨額の税金を使って、
ペルシャ湾のバーレーンに、
空母を含む第5艦隊を駐留させていますが、
この体制が、いつまで維持できるか。
 アメリカは、いつの間にか、原油輸入の多様化を進め、
中東への依存度は、かなり下がっています。
 やがて、アメリカは、中東なしでも、
原油も天然ガスも困らないということになるでしょう。
それは、アメリカの国内資源が豊かであるからです。
(今、アメリカは、シェールガスやシェールオイルで盛り上がっています)
 そうなると、問題は、アメリカの納税者の動向です。
「巨額の税金を使って、ペルシャ湾に第5艦隊を駐留させているが、
それは、税金の無駄遣いではないか」という声が出てくるでしょう。
 そうなると、いったい、どこの国が、
ペルシャ湾の原油や天然ガスを利用しているのか。
 つまり、最も恩恵を受けている国が、
ペルシャ湾を守るべきではないかとなるでしょう。
 その国とは、日本です。
だから、「ペルシャ湾は、日本が自力で守れ」と言われても、おかしくないのです。
 これに対して、 親米派の政治家は、
「日米軍事同盟があるから大丈夫だ」と言うでしょうが、
はたして、それでアメリカの納税者を納得させることができるのか。
 相変わらず、日本の政治家は、のんびりしていますが、
おそらく、イスラエルは、あわてていると思います。
ペルシャ湾から第5艦隊がいなくなれば、当然、イスラエル危機となるでしょう。
イランからすれば、第5艦隊は、邪魔な存在です。

ペルシャ湾 2012 11 4
 将来、アメリカから、
「ペルシャ湾は、日本が自力で守れ」と言われる日が来るでしょう。
 現在、ペルシャ湾は、バーレーンに司令部を置く、
アメリカ第5艦隊(空母を含む)が守っていますが、
この体制が、いつまで維持できるか。
 アメリカは、いつの間にか、原油輸入の多様化を進め、
原油の中東への依存度は、かなり下がっています。
 やがて、アメリカは、中東なしでも、
原油も天然ガスも輸入先に困らないということになるでしょう。
さらに、今、アメリカは、シェールガスやシェールオイルで盛り上がっています。
 これは、もしかすると、禁断の果実を口にしたかもしれませんが、
いずれにせよ、アメリカの国内資源は有力です。
つまり、アメリカの中東への関心は下がっていくでしょう。
 問題は、アメリカの納税者の動向です。
「巨額の税金を使って、アメリカ第5艦隊を駐留させているが、
これは、税金の無駄遣いではないか」という声も出てくるかもしれません。
 そうなると、いったい、どこの国が、
ペルシャ湾の原油や天然ガスを最も利用しているのか。
つまり、最も恩恵を受けている国が、ペルシャ湾を守るべきではないかとなるでしょう。
その国とは、日本です。
 相変わらず、日本の政治家は、天下泰平の日々を過ごしているでしょうが、
本当に、のんびりしていていいのか。
 親米派の政治家は、「日米軍事同盟があるから大丈夫だ」と言うでしょうが、
はたして、それでアメリカの納税者を納得させることができるのか。
 世界は、刻々と変わりつつあるのです。
にもかかわらず、日本の政治家の頭は、終戦直後のままです。



































































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